お散歩GO!GO!!

楽しいこと、見つけに行こう

まとわりつきる

外に出るとぬるま湯のような湿度の夜だった。

もやっと霧が立ち込めて吸っても吸っても水分。

ざあっと降ることが叶わない台地と重い空気感。

風は1ミリも吹いてない。とても不気味だ。

いかにも霧の中からモンスターが出てきそう。

映画『ミスト』を思い出しながら立ち尽くし

暗闇に目をこらしても何も出てこない。

 

そうか。風か!また風か(笑)

風が吹けば霧は晴れるんだ!!

風はそんな役目も果たしていたんだと気付く。

もしも心の中がもやったら

風をふかせたらいいんだ。

巨大な扇風機をイメージして

ぶあああっと吹かせてみよう。

またさぶろーう!!

 

それはやはり雨が降る前兆だったようだ。

翌朝しっかりとあめが降った。

電線の上にはいつも見かける親子カラスが四羽。

子からすの鳴き声は「げぇぇ」

大きくなったらカアと響く声が出せるんだね。

 

もやもやあってこその雨。

もやもや悩んでからの雨。

新しい芽を出すには雨。

ありがとう雨。

 

 

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風のともだち

風は雲のともだち

 

雲は雨のともだち

 

雨は

 

雨は、、、

 

みんなのともだち!!

 

 

風のようにやって来た転校生が

風のように去っていく物語

宮沢賢治作『風の又三郎

 

その謎に満ちた転校生が去った後でも

風の中に彼を感じるって素敵だ。

風は永遠に残る自然な現象だから

この作品も永遠かもしれない。

 

どっどどどどうと何度も口に出していたら

自宅の窓がひゅうると鳴って

ちょっとびびった夜。

 

宮沢賢治の描く物語の世界は

青い瓶の底を覗いてるような気分になるから不思議だ。

朗読動画でチャレンジしてみようか。

まずは作中に出てくる方言の勉強だ。

 

 

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宇宙旅行


自分の体と窓の向こうの景色に意識を向けて

風呂上りの真夜中に太極拳をしてた。

そのあと見たひとりトリップ体験が面白かった。

一般的に"怪しい"と言われる宇宙体験だ(笑)

 



呼吸と共にGoogleEarthの視点で自分の現地点を広げてくと

地域が国が、地球がどんどん離れていく。

それをどんどん続けて行くと宇宙にひとり放り出された。

ちょっとだけ不安になる。

ふわふわして自由に勝手に動きだす。

でも体はあるようでない。

見えないけれど何かが充満してる。

たぶんこれが意識ってやつだ。

だから孤独なようで孤独ではない。

連なる惑星たちの存在がとても大きい。

惑星が生きているとわかる。

遠くに見える太陽を嬉しく思いながら惑星はダンスする。

とてもダイナミックだ。遠心力でまわる楽しさは知ってる。

自分も一緒にグワーッとした流れに身を任せていた。

 

人間の体を使って体現したい。

だから生まれてきたんだとやっとわかった。

自然と喜びがわいてくる。

頬にあたる風を気持ちよく感じたり

ただそれがしたかったんだ。

だから体が欲しかったんだ。

 

終わった後お腹の中に銀河を入れた。

いつも一緒に生きている。

 

この気持ちで宮沢賢治の『よだかの星』の朗読動画を撮ろう!

 



体に感謝できた2023年の春。

一緒にこの時代を生きられて嬉しい♡

 

 

 

 

 

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バランス

しちゃいけないって言われるとしたくなる。

見るなと言われると見たくなる。

宿題しなさいって言われるとしたくなくなる。

 

スーパーで売っているお刺身やお肉のパックをツンツン

したくなるし、機織りをしてる鶴もみたくなっちゃうし。

 

自制心や道徳心でこの社会は

うまいこと成り立ってたんだよな。

 

 

地上の景色は雪景色。

暦の上では立春

雪の下では春の準備がはじまっている。

 

うごめく細菌や虫。栄養や水や酸素。

地表に出る部分より遥かに多い地中の世界。

奇跡のバランスで支え合っているんだろうな。

たぶん人間の体内もそんな感じで運営されているに違いない。

 

 

絶妙なバランスで成り立つこの世界に感謝。

 

 

 

 

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日本のおむすび山

おむすび・

『地球家族』という写真集に衝撃。

家の中のものを全部外に出して写真を撮るプロジェクト。

世界30ヶ国のそれぞれの生活が「持ち物」で見えてくる。

 

 

車が4台の家もあれば山羊や牛の家も。

ロバに40分乗って水を汲みに行くのが日課であるという

少年の家は所得に占める食費の割合が100%だった。

 

 

ものが大量にこまごまと並べられた日本の家。

海外の方から見ると謎な置物や謎な布団付きのテーブル。

幸せなのかそうじゃないのかミステリアスな国日本。

 

 

地球上で程よくしっとりした場所にポツンと。

日本昔話に出てくるような山がたくさんあって

そんな大地に雨が降り注ぎ田畑を潤し海に流れる。

そんな最高すぎる場所に住んでいるんだと改めて実感。

 

 

まずはこの地球上で暮らせる喜びを忘れない。

そう思わせてくれる一冊だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

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青の迷宮 冬バージョン

降り積もった雪の穴は青の迷宮。

せいぜい30センチくらいだけど神秘的な世界。

そういや『青の洞窟』ってパスタ関連であったな。

いつもと違う雪の味がしたりして。

 

 

水色と呼ばれる色鉛筆。

水の色は水色ってことになっているのは人類共通なのかな。

じゃあ『お湯色』は・・・??謎ですね。

決して『赤』くはないのだけれど..。

 

 

ああ。みずみずしい星でよかった。

パッサパサに渇いていたら不毛すぎて住めないもんね。

たとえ豪雪地帯にだって(ぎりぎり)人も暮らせてる。

 

 

冬の大停電があった2022年の年末に

電気なんか通ってなかった開拓時代の暮らしを思う。

昔の人は凄いな。

電気やガソリンに頼り過ぎない生活をしたいもんだけど

もう後戻りもできない現代の文明。

各家庭でうまいこと発電できるシステムがあればなぁなんて未来を夢想。

 

とりあえず雪かきで体を動かせばポカポカ発電か。

お腹がすいたら力が出なくなるけどね!

 

 

色んなことに挑戦できた

今年も一年ありがとう。

 

 

 

 

 

 

 

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瞳の記憶

なんて綺麗な目をしてるんだろう。

まるでビー玉みたいだと思って

犬の写真引き延ばしてみてみたら驚いた!

なんと青空と私が映っているではないか!

当たり前っちゃ当たり前だ(笑)

でもでも、もしも超ウルトラ高性能なズーム機能があったら

犬の瞳に映る私の瞳をズームをしたら犬が映っているということ。

で、またその犬の瞳をズーム...ってずっと繰り返したら

いったい何処まで続いているんだろうという。

これって物凄いロマンではあるまいか!!

 


www.youtube.com

映画『ドンファン』のエンディング

ブライアンアダムスのこの曲を思い出す。

 

 

愛するものと見つめ合えることってとんでもなく奇跡で

瞳の奥に広がる宇宙的な所に記憶が保管されるに違いない。

 

 

透き通った空 晩秋のお散歩で。

 

 

 

 

 

 

 

 

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